モーツァルトで人形劇!

ぴぃ*くらっぷす

 

ピアニスト/KAYO ♪ & 

    パッペット/YUKI☆ のユニット。

 

2010年10月結成

 

モーツァルトのピアノ曲を 編曲なし

       全曲ひたすら演奏。

       その生演奏にのせて、

セリフのない人形劇を繰り広げます。

 

ピアノ演奏*KAYO♪

人形美術*YUKI☆ 

 

【 KAYO♪*プロフィール 】 

   東京藝術大学 音楽学部 器楽科 ピアノ専攻卒。

   同大学院 音楽研究科 修士課程修了。

   オランダ政府給費留学生としてアムステルダムに留学。

   アムステルダム・スウェーリンク音楽院にて モダンピアノフォルテピアノ を学ぶ。

   オランダ国家演奏家資格を得て同音楽院を修了。

   ヨーロッパ・日本全国各地でソロ・室内楽コンサートを開催。

 

こんにちは!

 

  ぴぃ*くらっぷす です。

 

    “ぴぃ*くらっぷす” の “ぴぃ”

 

    “Piano” と “Puppet” の P

 

    “くらっぷす” は “Classic” と “Clap”

 

  をかけました。

 

 

  クラシックを生で、しかも全曲聴く機会は

    幼い頃にはなかなかありません。

 

  モーツァルトの美しいメロディーと

  メロディーに乗って繰り広げられる セリフのない人形劇を

  ふたつ お楽しみください。 (上演時間約30分)

 

* * モーツァルトで人形劇!! * *

 

1) ゆきのおはなし

 

 ♪“リゾンは森で眠っていた”による

              9つの変奏曲

   KV264(315d) 1778年

 

   

2) 太りたくて丘へ行く三匹の山羊のグルッフ

      (ノルウェー民話)

 

 ♪“きらきら星”による12の変奏曲

   KV265(300e)  1782年

 

 

【 幼稚園にて 初演のあれこれ 】 

  普通、お芝居の音楽や音響は、場面に合わせたものを作曲したり、

  切り張りしたり、効果音として入れたりします。

  

  今回のコンセプトは、モーツァルトのピアノ曲を編曲しないでまるまる1曲弾くというの。

 

  “ きらきら星変奏曲 ” に合せるお話として選んだのが、

   ノルウェー民話の『三匹の山羊のグルッフ』

   曲もお話しも有名。各々、とっても有名。

   12もある変奏曲の順番は変えずに、『三匹の山羊』のお話しを

   セリフなしで進めなくてはなりません。

   幼稚園児対象な為、大胆な演出(場面の入替えやオリジナルのエピソード等)も難しい。

   うわぁ、どこまでハードルあげちゃうんだ、これ?! と 少々うろたえながらも、

   フタをあけるまではなんとも言えないという状況に。

 

   クラシック全編 

   編曲なし

   セリフなし 

   観客は4~5歳児

   しかも、当日会場には赤ちゃんを抱いた保護者の姿も…

 

   ところが、どっこい! すごいぞ! 幼稚園児!!

   セリフのあるお芝居と変わらないスピードで反応してくれる感度の良さには脱帽でした。

 

   まずは、 『リゾンは森で眠っていた』×『雪のおはなし』

 

   “ 雪 ” を知っていても、はたして、“ 雪の結晶 ” はわかるのか?

   雪だるまが 持っているバケツに手を突っ込んでメイク直しをするシーン。

   女の子から 『 あ! お化粧してるー!じゃあ、こっちが女の子だね。 』という声が。

   そう、その通りです。完璧な解説ありがとう。

   

   ラスト近くで、雪だるまが手をつなぐシーン。

   誰からともなく 『 けっこん 』 という言葉が…

   『 けっこん! 』 『 けっこんするの? 』 『 けっこんするんじゃない? 』

   この世に生をうけてまだ4~5年だというのに、よくそんな難しい言葉知っているね。

 

   それにしても、『 歌曲・ジュリーより “ リゾンは森で眠っていた ” 』の、

   グランドピアノ生演奏で お遊戯をした幼稚園児170名は

   多分世界中であなたたちだけだと思うよ。

  

   そして、問題の『きらきら星変奏曲』×『太りたくて丘へ行く三匹の山羊のグルッフ』

   最初のヤギが無事に橋を渡った時、男の子が大きな声で

   『あーー、取りあえず よかった』とのたまった。

   なんて、正しい日本語! 

   そうだよね、まだ2匹目も3匹目もこれから通るもんね。

   『弾きながら笑いそうになっちゃった。』とピアニストの佳代さん。

   

   先生方や、お母さんたちに 『 セリフがないって、おもしろいんですね!』

   と言われて、ひとまず安堵。

 

   それだけ、子どもたちの感性の良さに助けられた初演でした。

 

【 豆 知 識 】 

 “ きらきら星 ” はあとからつけられたタイトルで、 

 『ああ、お母さん、あなたに申しましょう』が原題。 

 もとは、恋する女の子が恋心をお母さんに相談するシャンソンです。

 1700年代後半にパリで流行。 

 

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☆ 幼稚園での公演の様子 → Click!

 

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